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Blog記事一覧 > 交通事故 > 交通事故の二大保険について(自賠責保険と任意保険)

交通事故の二大保険について(自賠責保険と任意保険)

2023.10.11 | Category: 交通事故


自賠責保険、任意保険について詳しく解説

府中駅ともさだ接骨院友定鍼灸院院長の友定です。本日のブログでは自賠責保険や任意保険がどのような役割となるのか解説をしていきます。
自賠責保険と任意保険は、日本の自動車保険制度において異なる役割と適用範囲を持つ保険です。多くの方が車を運転するために保険に加入しておりますが、保険制度について詳しく把握されていないことも事実です。

自賠責保険(別名:強制保険)

役割

自賠責保険は、交通事故による被害者への損害賠償を担当する強制保険です。すべての自動車保有者が加入が義務付けられています。
※車検切れしている場合は、自賠責保険の期限が過ぎている可能性がありますので注意が必要です。

適用範囲

被害者: 自賠責保険は被害者に対して提供されます。被害者がケガを負った場合、自賠責保険から治療費や慰謝料などの支給があります。
加害者: 過失割合が10割の場合は使用できません。7割~9割の場合は限度額が20%減額されます。6割以下は被害者と同様に満額支給されます。
※日本の法律は加害者にも比較的手厚い保険制度となっております。

任意保険

役割

任意保険は自動車保有者が自主的に選択できる保険で、被害者や加害者の損害賠償の範囲を拡大することができます。任意保険にはさまざまな種類があります。

適用範囲

被害者: 任意保険は被害者に対して提供されることが一般的です。被害者の医療費や慰謝料、賠償金を支給するために利用できます。
加害者: 任意保険は加害者にも適用されます。加害者の自己損害、修理費用、法的責任に対するカバレッジを提供することができます。

被害者・加害者共に、自賠責保険は主に損害賠償に対する支払いを行うものであり、加害者にとっても被害者に対する支払いを行うことがあります。しかし、自賠責保険の範囲は比較的限られており、任意保険はその不足分をカバーするために利用されることが一般的です。任意保険には様々なオプションがあり、被害者や加害者の損害賠償に関するニーズに応じて選択できます。



被害者はどのような事故でも保険適用となる!

当たり前の話に聞こえるかもしれませんが、車に乗車中の事故であれば被害者はどのような事故であっても保険適用となります。万が一加害者になってしまった場合は任意保険に加入していればすべてリカバリーすることができます。交通事故はいつどのように発生するのか読めないアクシデントであります。そのため、相手や自分自身を救済する為にも必ず任意保険(自賠責保険は強制で加入している)には加入しておいた方が良いと思います。

交通事故の任意保険に加入するメリット

交通事故の任意保険に加入することにはいくつかのメリットがあります。以下は、任意保険に加入するメリットのいくつかです:

広範なカバレッジ

任意保険は自賠責保険のカバレッジを補完し、さまざまな損害に対処することができます。例えば、自動車の修理費、けがを負った場合の医療費、車両盗難、自然災害による損害、他の車両への損害などが含まれます。

自己損害カバレッジ

任意保険は、あなた自身(加害者)による事故の際の損害に対するカバレッジも提供します。自賠責保険は主に被害者向けのものであるため、自分自身の損害に対処するには任意保険が必要です。

安心感

任意保険に加入することで、交通事故による損害に対する安心感が増します。医療費や修理費用など、予想外の支出に対して備えることができます。

法的要件への適合

一部の法執行機関や金融機関では、車両のローンやリース契約を結ぶ際に、任意保険への加入が必要とされることがあります。そのため、法的要件に合致するためにも任意保険は役立ちます。

カスタマイズ可能

任意保険は多くのオプションがあり、カスタマイズが可能です。自身のニーズに合わせて保険プランを選択できます。例えば、車両の価値に応じてプランを選ぶことができます。

他のドライバーへの配慮

任意保険により、他のドライバーに対する責任を果たすことができます。事故の際、他の人に対して損害を補償する役割を果たし、財政的な困難を回避できます。

任意保険に加入することは、交通事故によるリスクに対処し、財政的な安全を確保するために有用です。保険プランを検討する際には、自身のニーズや予算に合ったプランを選ぶことが大切です。